剣道を学んだことは私の防犯術の大きな糧

様々な知識や経験は、その後の人生において大きな糧になることがあります。私にとってその糧となったのが、幼い頃から学んでいた剣道であると言えるでしょう。剣道は日本の武士道に基づいて、剣の技術を学ぶものであり、そしてその腕を競い合うスポーツでもあります。この剣道が今現在の私が実践している防犯術の基盤となっている存在です。

剣道は瞬発力などを身につけるとともに、精神統一を行うことから精神性を身につけることができるスポーツです。そのため、何か突発的なことが起こったとしても、それに瞬時に対応ができるというのが剣道の大きな特徴でしょう。この瞬発力と精神性が何を私に与えてくれたかというと、誰かに襲われるようなことがあったとしてもそれに動じず、そして適切に撃退を行うことができるという技術です。この技術は防犯術という名目で体系化されているわけではないですが、私自身の中に防犯術として染み付いているようなものとなっています。

実際に夜道を歩いていて誰かに襲われるという経験は無いですが、知り合いなどとふざけあっている時に不意に抱きつかれるようなことをされても、瞬時に相手の行動を察知してその動線を見極め、自分の体が相手の手中に収まら無いような動きをすることができています。そのため、私の友人たちは不意打ちのような状態で私に触れたり抱きついたりするようなことはまずありません。もしそのようなことをしようとしても、ほぼ確実に私がそれを回避しますので基本的に不可能です。

幼い頃は剣道を学ぶことについて、なぜこんなに大変なことをしなければならないのかと不満を抱き続けていました。しかし、今、このような形で防犯術として剣道の知識や技術が生きているのを感じると、あの時辛い思いをしてでも剣道を学んでいて良かったと思います。そしてこれからも防犯術を高めるために、できる限りずっと剣道を学び続けていきたいと考えている所存です。